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1000 People 1000 Funs!-Episode.002-

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写真:Ozaki

Ozaki Ayumi

デイサービス事業

デイサービスセンター大森中

生活相談員

PROFILE

大学で文学部史学科を専攻。就職活動の時期に祖父が倒れ、通院の介助をしながら「人のためになる仕事をしたい」という気持ちに改めて気づき、介護の仕事を志す。
デイサービスセンター羽田事業所を見学したことをきっかけにケアサービスに入社。
趣味はコンサートや舞台の鑑賞。夫婦でミスターチルドレンを熱愛するあまり、彼らのデビュー日を入籍日にしたそう。

お仕事について教えてください。

 デイサービスのヘルパーと生活相談員を10年経験してきました。生活相談員は、お客様、ご家族様やケアマネジャーの意向をくみ取って、デイサービスの介護の支援計画書を作成し、サービスをご利用いただくための手続きや、事業所内の連絡・調整業務、地域やその他コミュニティとの連携などを行う仕事です。この4月からは、特命部隊として生活相談員の業務の標準化や効率アップ、品質の向上に取り組んでいます。

写真:horigome

入社当時のことを教えてください。

 とにかく毎日事業所に行くのが楽しかったですね。活気のある事業所で、お客様もとても親しくしてくださって、かわいがっていただきました。ただ、介護経験が全くなかったので、入浴介助とか病気のこととか本当に何もわかっていなくて、それはとても気になっていました。特に認知症の方と接するのは初めてだったので、どうしたらいいんだろうと、とても怖かったです。

当時、苦労したことは?

 入社してちょうど3ヵ月くらいで、トレーナーの方と振り返り面談の機会がありました。
自分なりにちゃんとやれてる自信があったのですが、トレーナーの方からはかなり厳しい評価をいただきました。「楽しく仕事をするのはいいことだけど、お客様がもし転倒されたりしたら寝たきりになるリスクもある。尾崎さんは、お客様の命を預かっている自覚をもって仕事をしていますか?」
こう言われて、自分の意識の低さに改めて気づかされて、また、その時期にたまたまお客様の転倒が重なって。怪我がなかったのが幸いでしたが、これはしっかりやらないとまずいぞ、という気持ちになりました。

反発したり、やる気を失ったりはしませんでしたか?

 反発は全くありませんでした。その通りだなと素直に受け入れられましたね。やる気を失うことも不思議とありませんでした。お客様に会えることがとにかく楽しかったですね。
お客様の命を預かっている自覚を持ったことで、歩行介助ひとつとっても、とにかく慎重に行こうという気持ちで仕事をしていました。

写真:horigome

仕事の中での転機は?

 最初の転機は、入社後4年目でトレーナーになった時ですね。人に対する教え方の難しさを実感しました。スタッフのみなさんはそれぞれ違っていて、その人のレベルに合わせて身につけてもらうのが、時間もかかるし、とても難しかったです。それでも一生懸命教えて、それで成長してくれると本当にうれしかったですね。
 今でも覚えていることですが、ある時、高校を卒業してすぐの男性を教えたことがありました。働いた経験も全くなくて、事務的なことも初歩レベルで、教えるのにとても苦労して。その方への指導を自分一人で抱え込んでしまってすごく悩みました。その時に、事業所のスタッフみんなに協力してもらって教えていってもいいんだということに気付けて、それで一歩進むことができました。
 もう一つは、そのあと7年目くらいで、生活相談員になった時です。相談員として何をすべきなのかがわからず、全てが手探りでした。計画書の作り方とか、契約の仕方とか、研修に参加したり、過去のものを調べたり、事業所のサポートメンバーに聞いたり、日々勉強でした。当時「キャリア段位制度」のアセッサーの資格も取得していたので、与えられた仕事はちゃんとやらなきゃいけない、相談員になったからには、全うしたいという気持ちが強くて、空回りしていました。

そこからどう変わったのですか?

 ヘルパーの時と比べて、お客様と直にかかわることが減って、その場をワイワイ楽しくするということではなくなって、その方がなぜデイサービスを利用したいのかをしっかりくみ取って、どうやってより良く過ごしていただくかを考えるように視点が変わりました。
 ある認知症の男性の方が、他のデイサービスから移ってこられて、その方はカメラが好きだと聞いたんですよ。それで、外出とかイベントの時にその方に写真を取ってもらおうと思いついて、「事業所のカメラマンになってもらう」という目標を立てました。そして、外出活動の際にご自宅から愛用のカメラを持参していただき写真を撮ってもらって、その日にプリントアウトしてお渡しするということをしていました。そうしたら、ご家族の方から「家に帰って来て、その日の感想を言ってくれるようになった」、「デイサービスに行くのもとても楽しみにしている」という話をお聞きすることができて、これが相談員としてのやりがいなのかなと思いました。その方のニーズに合わせた目標を立てて、それをスタッフみんなで支援して達成することが大事なのかなと。

写真:horigome

それをお一人おひとりに?

 お客様一人ひとり、結構大変ですけど、ご本人だけでなくご家族様の希望もくみ取って、ニーズを探していくんです。私たちがお客様の可能性を奪ってしまうのではなく、好きなことやできることを見つけて伸ばしてあげるということなんです。そこに相談員の仕事の醍醐味があると思います。

相談員の大変なところは?

 お客様に対する責任の重さですね。スタッフの申し送りに不備があってお客様にご迷惑をお掛けしてしまうことがあると、相談員にお叱りの連絡がきます。自分が行ったことではなくても対応しなくてはならないということもあって、今までとは責任感が全く変わりました。事業所全体のことですから、自分だけができていてもだめなんです。お客様からご意見やご不満の声をいただいた時は、同じ失敗を繰り返さないように、スタッフみんなと共有して一歩ずつ進む感じでひとつひとつ解決するようにしています。

最後に、悩んでいる若手社員に1つだけアドバイスするとしたら?

 「仕事を楽しめる人になってください」ということです。スタッフが楽しく仕事をしていなかったら、お客様も楽しめないですよね。そして、お客様を好きになってください。私は、来ていただいたからには、全てのお客様にその日1回は笑顔になってもらうことを心掛けています。

写真:horigome

-ありがとうございました!

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