「高齢になった家族の入浴はどうしているのか」上海の街の人々の声を聞くと、多くは家族が行うというものでした。その中で、家族が近くに住んでいない場合は、専門の会社に頼んでもいいという一方、家族以外の人が、行き届いたサービスをしてくれるかを心配する声もありました。

上海市松江区にある高齢者の生活支援サービスを提供しているNPO法人が、提供先の各家庭の設備環境を鑑みて、高齢者の自宅での入浴を実現するため、当社の子会社である上海福原護理服務有限公司と協力し、訪問入浴サービスを行っている様子が紹介されました。

室内での入浴の様子や、スタッフへのインタビュー、日本の介護保険制度に触れ、今回紹介している入浴のサービスが日本の介護保険サービスの一つであること、過去に番組で取り上げたことがある住宅の物理的な問題を解決する入浴とは異なり、「いかに安全で快適に尊厳を持って入浴できるか」という質的なものだという根本的な違いへの言及がありました。
「上海ではこのようなサービスを行っている会社が少ないものの、専門の介護職員に対して、高齢者とその家族の信頼がより高まっていけば、高齢者の生活の質の向上につながります。市場のニーズも見込まれるでしょう」と紹介していただきました。

※この放送内容は、上海テレビ放送のオンラインニュースメディア「看看新聞」にて閲覧が可能です。

http://www.kankanews.com/a/2019-09-19/0018999673.shtml（外部サイト）

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